デュポン

日本では、フライパンなどの調理器具の表面塗装に用いられる「テフロン」の開発で知られるデュポンはアメリカの企業で、1802年に設立されました。現在は主に化学製品の製造・販売を行っています。農業分野では、農家の直面する問題に対処するため、種子から農薬までを提供し、収穫高の増大とより栄養価の高い食糧の生産を目指しています。

デュポンの農業へのアプローチは、グローバルチャレンジ・サイエンス・サステナビリティの3本の柱が基本となっています。グローバルチャレンジとは、農業の目的を個々の農家の生産性向上ではなく、地球上の人類全体が直面している問題として捉えるということで、全ての人に栄養価の高い食糧を供給できるように、これまでに培ってきた技術と知識を用いて取り組んでいます。

サイエンス:デュポンは創業以来、火薬や自動車の製造などを経て化学の分野に力を入れるようになり、合成ゴムやナイロン、テフロンなど現在も広く用いられている製品の研究・開発を行ってきました。他企業との合併と買収を通じて事業の再編を行い、最近はその技術を農業科学やバイオサイエンスなどの分野に応用しています。

サステナビリティ:地球上の全ての人への食糧の供給は急務ではありますが、そのためにエネルギーを使いつくしたり、自然環境を破壊したりしていては豊かな状態を維持することができません。デュポンは学会や政府などと協力して、再生可能エネルギーの研究や環境の保護のための技術革新に力を注いでいます。